【観光編】マラッカ完全ガイド【動画・写真大量】
マレーシアの世界遺産であるマラッカ。実際に回ってみて、おすすめの観光スポット等を動画と写真で紹介します。
目次
マラッカの観光スポットは、オランダ広場やチャイナタウンなどの「中心部」、水上モスクやブキッチナのような「少し離れたエリア」、動物園などの郊外にある「アイル・クロー」に分かれます。
動物園にはマラッカならではのポイントがあるわけでもないため、中心部を外さないようにするのが失敗しないポイントです。
このマップをGoogleマップアプリで開くおすすめの観光プラン
まずは天気の良い午前中に水上モスクやオランダ広場周辺を回りましょう。お昼にニョニャ料理を食べて、チャイナタウンの寺院やモスクを回ったら天気もだいぶ悪くなってくる確率が高まってくると思います。雨のときは、カフェでスイーツを食べたり、博物館を回ったり、川沿いを歩いたり、ブキッチナを歩いたり、疲れていたらホテルで休んだりするのが良いと思います。
日が落ちてきて、夕陽が見えそうならホテルの高層階や橋に上がり夕陽を見たりしてからチャイナタウンへ(金土日の夜のみ)。夜店をぶらぶらして、マラッカ・タワーから夜景を見たり、リバークルーズで心地よい風を楽しんだり、川沿いのレストランでゆっくりとご飯を食べたりするのもよい感じです。
何れにしても天気の良い時間に外を回る!これがポイントだと思います。
マラッカ中心部
一番観光客が多いところであるため、人混みが苦手であれば早い時間(9時前ぐらい)から行動すると混雑が避けられます。特に入場手続の必要なところはなく、日本の城跡がある公園を歩いているような感覚です。
オランダ広場
噴水、時計塔、スタダイス、キリスト教会に囲まれた小さな広場です。街の中心部にあるため、観光客を中心にいつでも人が絶えません。
スタダイス
オランダ広場の中でも象徴的な建物でマラッカを代表する建造物です。地球の歩き方にはキリスト教会がスタダイスとして写真で紹介されていますが、キリスト教会ではなく、その隣の建物です。
1650年にオランダ政府の施設として建てられた建造物で、中には博物館や文学館が入っています。
- 定休日
- 月曜日
- 営業時間
- 9:00 - 17:30(金曜12:15-14:45は閉館)
- 料金
- 大人RM10 / 子供(12歳以下)RM6
- 公式サイト
- http://www.perzim.gov.my/en/
マラッカ・キリスト教会
オランダ広場で一番目立つのがこのマラッカ・キリスト教会だと思います。存在感があります。中には正面向かって左の入り口から入ることができます。
- 定休日
- 祝日
- 営業時間
- 9:00 - 16:30(日曜は 8:00 - 12:30)
- 料金
- 無料(寄付)
- 公式サイト
- https://www.christchurchmelaka.com/
セント・ポール教会
丘の上に立つ教会跡地。高さはないものの、夕陽も見られるスポットです。屋外開放型なので自由に見て回れます。石板などは無造作に置かれており、自由な雰囲気です。
- 定休日
- 年中無休
- 営業時間
- 24時間
- 料金
- 無料
サンチャゴ砦(ファモサ)
セント・ポール教会からオランダ広場と反対側に降りたところにある史跡。砦の一部として現存している部分です。こちらも自由に入ることができます。
- 定休日
- 年中無休
- 営業時間
- 24時間
- 料金
- 無料
セント・フランシス・ザビエル教会
街中に立つ1849年に建てられた比較的新しい教会。日本だと歴史で必ず習うフランシスコ・ザビエルとして有名です。純白の教会でパッと目を引く建物です。
- 定休日
- 不明
- 営業時間
- 不明
- 料金
- 無料(寄付)
その他
付近の道も雰囲気があって面白いです。
マラッカ川沿いの風景
マラッカといえばマラッカ海峡のイメージが強いものの、街としては川が中心にあります。中心部は川沿いにホテルやレストラン、バーなどが並びます。ほぼ海に近いため、潮の香りが徐々に強くなっていくのも歩いていて楽しいところです。
リバー・クルーズ、マラッカタワー、木造船(海の博物館)など、変わった風景が見られる散歩好きな方におすすめのルートです。
マラッカ・リバー・クルーズ
街の顔でもあるマラッカ川を20-30人乗りのボートで溯上します。行程は全部で約45分です。意外とスピード感があります。揺れは小さいので船に弱い人も大丈夫ではないかと思います。
ストリートアートのエリアを見たり、橋のデザインの違いを楽しんだり。夜なら風が心地良いと思います。
ボートのすれ違い後のうねりで多少の揺れと水しぶきがあります。濡れたくない人は一番前は避けましょう。
- 定休日
- 年中無休
- 営業時間
- 9:00 - 23:30
- 料金
- 大人RM30 / 子供(12歳以下)RM25
- 公式サイト
- http://www.melakarivercruise.my/
マラッカ・タワー
高さ110mの街のシンボル的なタワーです。
エリア的にはオランダ広場の南側、大通り沿いにあります。中心部からは見つけやすいのでたどりつきやすいと思います。タワーの左手にある建物の入り口でチケットを購入します。なぜかペットボトルの水ももらえました。双眼鏡を借りることもできますが、パスポートを一旦預ける必要が出てくるため躊躇してしまいました。
中心のタワーを背にして、中にはぐるっと椅子が配置されています。回転しながら上昇し、一番上で回転を続け、7分間でちょうど4回転して同じ角度に降りてきます。定員は66名です。
- 定休日
- 年中無休
- 営業時間
- 10:00 - 23:00
- 料金
- 大人RM23 / 子供(12歳以下)RM15
- 公式サイト
- https://menaratamingsari.com/our-attraction/
ストリートアート
オランダ広場とチャイナタウンを結ぶ橋の少し北側にある川沿いには建物にアートが描かれたエリアが続きます。川沿いを歩いても楽しいですし、リバー・クルーズからも良く見えるのでざっと雰囲気を感じたい人にはリバー・クルーズでの鑑賞もおすすめです。
チャイナタウン
オランダ広場のヨーロッパ的な雰囲気とは対照的なチャイナタウン。オランダ広場のすぐ側の橋を渡るともうチャイナタウンです。
チャイナタウンといえば夜店。金土日の18時以降が一番の賑わいを見せます。
メインのジョンカー通りを一本外すと仏教寺院、モスク、ヒンドゥー寺院が並ぶマレーシアらしい多様性が見えてきます。昼に寺院巡りをして、夕方以降に夜店をぶらつくと楽しいと思います。
青雲亭(チェン・フー・テン寺院)
1646年に建てられた古い中華系の仏教寺院です。チャイナタウンの端の方にあります。常にお詣りする人が絶えません。
- 定休日
- 年中無休
- 営業時間
- 7:00-19:00
- 料金
- 無料
- 公式サイト
- https://menaratamingsari.com/our-attraction/
カンポン・クリン・モスク
ちょっと変わったデザインのモスク。青雲亭の並びにあります。
- 定休日
- 不明
- 営業時間
- 不明
- 料金
- 無料
スリ・ポヤタ・ヴィナヤガ・ムーティ寺院
1781年にマレーシア最古のヒンドゥー寺院。私が行った時には閉まっていましたが、他のブログ等を見ても閉まっていることが多そうです。
- 定休日
- 不明
- 営業時間
- 不明
- 料金
- 無料
ババ&ニョニャ・ヘリテージ博物館
チャイナタウンのジョンカー通りから一本入った通りにある、中華系の調度品等が見られる民家を改装した博物館です。
- 定休日
- 不定休(正月など)
Event Calendar - 営業時間
- 10:00 - 17:00(金土日は18:00まで。最終入場は45分前)
- 料金
- 大人RM15 / 子供(12歳以下)RM10
ツアーに参加する場合、大人ひとりあたりRM4 - 公式サイト
- http://babanyonyamuseum.com/
水上モスク(Melaka Straits Mosque)
少し離れたところにありますが、マラッカ海峡に浮かぶ水上モスクはとても美しく、晴れていればぜひ行くべき場所だと思います。
街の南側は埋立地になっており、海辺におりることもできないため、マラッカ海峡を間近で見るという意味でもオススメの場所です。
- 定休日
- 不明
- 営業時間
- 不明
- 料金
- 無料(寄付)
- 公式サイト
- https://menaratamingsari.com/our-attraction/
水上モスクへの行き方
ローカルバスもあるようですが、まったく見かけず、本数も少ないのでGrabで行きましょう。オランダ広場からRM8程度で行けます。
ブキッチナ(Bukit China / 三宝山)
マラッカ中心部の北東側にある、三宝山(地球の歩き方では「三保山」と誤記)とも呼ばれる小高い丘にある中華系の墓地です。墓地といっても新しいものではなく、15世紀以降の古いお墓の跡、という感じの場所です。荒廃した感じが物悲しくも静かな美しさを感じさせます。
景色はそこまでよくありません。自然がたっぷりのため、蚊も多いです。中華系のツアーには組み込まれている場所のようです。入り口付近ではなぜかフルーツを売る屋台が多く並んでいました。
- 定休日
- 年中無休
- 営業時間
- 24時間
- 料金
- 無料
ブキッチナへの行き方
オランダ広場からだと徒歩15分程度です。ただ、歩道が整備されていないため、Grabがオススメです。
動画の撮影ルート
記事にある動画で歩いたルートを地図に落としたのが下記のものです。どのあたりを歩いたのかがよく分かると思うので気になるところがあればこのルートを参考にしてください。
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