オンラインバンキングでPending Authorizationになった場合の対処法

ラブアン法人の運営で必須となるオンラインバンキング。日本のものとはやはり少し勝手が違うこともあり戸惑うこともしばしば。一番困ったのが手続完了後のPending Authorization。これが出た時の対処法を説明します。

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ラブアン法人で銀行口座を開設した場合、通常はキャッシュカードが発行されないため、出金関係はすべてオンラインバンキングで行うのが通常かと思います。

マレーシア国内・国際送金とも問題なく使えるはずなのですが、振込に成功しても”Pending Authorization”(承認待ち)と表示されたままの状態になってしまい先に進めず手詰まったことがありました。

オンラインバンキングの使用説明書を見ても何の記載もなく、ネットで調べても全然情報が出てきません。

結論:別のアカウントでログインしてAuthorize(承認)をする

ラブアン法人の場合、取引は外貨でなくてはならないため、リンギットと合わせて外貨(ベイドルや日本円)を開設することになるかと思います。手続をしたアカウント(Pending Authorization)からログアウトし、もう一つのアカウントでログインすると Authorize ができる仕様になっているようです。

Authorize が必要ということは銀行側で何らかの手続を行うのを待つということなのかと思い、数日待っても何も変わらなかったので色々と情報を探していたところ、他のアカウントでログインしたときに Authorize のボタンがあってやっと気づきました。

両方とも自己名義のため同じ名義であるはずなのに、わざわざもうひとつのアカウントで承認するという斜め上の解決策があるとは思いもしませんでした。

振込だけでなく、自分の口座内の振替でも承認が必要

外部への振込だけでなく、日本円からマレーシアリンギットに振り替えるような手続でも同じように承認が必要でした。おそらくほぼすべての手続で同じようなフローが必要になっているような気がします。

銀行によって違うかもしれないが複数の銀行で確認

知り合いに聞いてみたところ、マレーシアローカルの銀行でも同様の手続が必要だったとのこと。そのため、多くの法人用オンラインバンキングで採用されている方式なのではないかと推察されます。