KLIA-KLIA2間を移動する方法。24時間営業の無料シャトルバスがおすすめ

ときどき必要になる空港でのターミナル間移動。クアラルンプール国際空港は、かつては有料移動方法しかなかったようですが、今では10分おきに出る無料のシャトルバスがあります。乗り場等について紹介したいと思います。

読了までの目安約3分

目次

JAL/ANAなどの既存キャリアが使用するKLIAとエアアジアなどのLCCでは使用するKLIA2ターミナルはかなり離れています。KL Sentralなどの主要な場所についてはKL Expressでもバスでも、どちらのターミナルからでも問題ありません。

ただ、ワンウタマ(1 Utama)などの郊外ターミナルなどはKLIA2にしか到着しない場合もあり、ターミナル間を移動することは少なからずあるのではないかと思います。

2018年9月現在、このターミナル間は無料のシャトルバスが運行されています。古いブログなどではKL Expressや有料のバスを利用しなければならないとしているものもありますがこれらは古い情報です。

どこから乗るのかなど、ターミナル間の移動に必要な情報を記事にしたいと思います。

乗り場

各ターミナルでの乗り場は以下の通りです。

KLIA

到着ターミナルの4番から発着します。出口は3番か4番が近いです。

KLIAでのバス乗り場
乗り場はカーブの部分にあります。番号等はわかりやすく書かれているため、外に出られれば迷わまずたどり着けると思います。

KLIA2

到着ターミナルのA10から発着します。出口は2番が一番近いです。

KLIA2でのバス乗り場
KLIA2では進行方向の一番奥にあります。こちらもA10とお大きく書かれているのでわかりやすいです。LTCPと書かれていますが順路上の問題のため、心配ありません。

順路

LTCP(Long Term Car Park:長期駐車場)が起点となり、KLIA、KLIA2、LTCPの順番で停車する周回ルートです。

乗り方

無料のため、ドアが開いたら乗り、降りたいところで降りるだけです。前後どちらの扉からでも乗降可能です。すべて停車するため、特に合図等は不要です。

シャトルバス内部
普通のバスですが、前方には荷物を乗せる専用の台もあるため、スーツケース等は前方に収納すると良いでしょう。

KLIA2からKLIAに移動するときは注意

上記の順路でもわかる通り、KLIAからKLIA2への移動は一停留所分と短いですが、逆のKLIA2からKLIAはLTCPを経由し、しかも停車時間があるため、かなり時間がかかります。この点が一番注意すべき点だと思います。

LTCPでは一旦バスを乗り換えます。LTCPからは時刻表通りに出るため、ここでは最大10分間の待ち時間が発生します

私がKLIA2からKLIAに移動した時は、待ち時間を含めて、合計20分かかりました。

急いでいるときはKL Expressも有効

KL Expressの場合、4分で移動が可能です。時間的にシビアな状況では時刻表通りに動くKL Expressも選択肢としては頭の片隅に入れておくと良いと思います。なお、料金はRM2(約60円)です。

通常は20分に1本、ピークタイムで15分に1本、深夜等で30分に1本なのでタイミングによっては待ち時間が長いので注意が必要です。

シャトルバスのMOP行き
日中は空港からほど近くにあるMOP(三井アウトレットパーク)にも立ち寄る便があります。急いでいるときに間違えると大変なので、こちらのバスと間違えないように気をつけましょう。