JAPAN EXPO MALAYSIA 2018に行ってみた。食べ物には期待してはいけません。

広告で見てふと気になったクアラルンプールで行われる「JAPAN EXPO MALAYSIA 2018」。「日本の食とスイーツの祭典」の言葉に惹かれ、お腹を空かせて臨んだ会場に言葉を失った。でも、イベントとしては楽しそうでした。写真を交えてレポートします。

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目次

広告でふと見かけて気になったのでブキッビンタン(Bukit Bingtang)のパビリオン(Pavilion)で7月27日金曜日から29日日曜日までの3日間開催の『JAPAN EXPO MALAYSIA 2018』に行ってきました。 行ったのは日曜の午後、今回も目玉としているPPAPのひとの出演直後ぐらいの一番人が多そうな時間です。 「日本の食とスイーツの祭典」の言葉に惹かれ、特別美味しいものが食べられる!と期待してお腹を空かせていきましたが残念な結果に終わりました。現地の見取り図などがないので怪しいなとは思っていましたが、こんなに少ないとは想像もしませんでした。 去年、今年と開催され来年も開催される可能性があるため、同じような期待をしてしまいかねない人のためにも感想とともにレポートしておこうと思います。

食とスイーツの祭典➔まさかの10店舗

写真で見て分かる通り、小さいカウンターだけの店舗が表側と裏側に計5店舗ずつあるだけでした。 しかもその場で食べられそうなお店はそのうち半分程度。しかも、食べる場所もありません

日本食の出店
まさかのサイズ感。餃子はRM20程度。価格は日本の観光地設定です。

周辺を探してもほかにお店も見当たらないため、これで全部のようでした。 たしかに、これでは小さ過ぎて会場図も出せないはずです。祭典はいくらなんでも言い過ぎです

パビリオン入り口
まさかあそこだけじゃないよね、、と思いながら写真を撮っていました。

ほかの出展もとても小規模

6階が出展のメインのはずですが、小さなカウンターがテーマごとに少し並ぶ程度。残念な感じは否めません。

アニメ・キャラクターゾーン
一番良い場所にあったZone D「アニメ・キャラクター」のブースです。日本の展示会を想像してはいけません。
他のゾーン
Tokyo Street に向かう途中の渡り廊下に Zone A/B/C のブースがありました。狭すぎてかわいそうです。

出展していたブース自体は良い感じ

さすがに日本人向けではないためこちらからすると物足りない感じはありますが、浴衣の着付けができたり、コスプレイヤーと写真を撮ることができたり、 アイドルと一緒に写真を撮れたりと出展社側は楽しませようと頑張っている感じは大いに伝わってきました。ちょうど日本食エリアのTokyo Street目の前という場所も相性抜群です。

オタクグッズ
アニメ・キャラクターブースでは販売もしていました。ワンピース、Re:ゼロ、ユーリ on ice、初音ミクなど、日本で比較的知名度の高い人気アニメの商品がほとんどです。コスプレイヤーも概ね人気アニメのキャラクターに扮した人がほとんどでした。
ライフスタイル・アカデミックゾーン
浴衣はみんなすごい嬉しそうに着て、写真を撮っていました。日本らしい体験ですね。
トラベルゾーン
トラベルゾーンは少し広め。一番お金が動きそうなエリアです。日本旅行はだいぶ身近になったのか、多くの人で賑わっていました。ステージではゲーム等が定期的に行われているようです。
トラベルゾーン
東京や京都ではなく、東北や四国など、少しマイナーな地域ががんばっている印象です。

ステージのイベントは見やすくて良い

2階が会場ですが、パビリオンは入り口が2階のため、正面入り口入ってすぐ、どーんとイベントエリアが広がっています。 パビリオンの吹き抜けでイベントが行われるため、エスカレーターで移動する人たちも興味深そうに覗き込んでいました。 日本的な人やグループをあえて集めているようですが、意図せず通りがかった人も普通に楽しんでいる様子だったのでイベント部分も良かったと思います。

メインステージ全景
上からも気軽に見られるのはイベントしては素敵です。
メインステージを上から見る
裏方部分を含め丸見えです。出演者との距離が色んな意味で近いイベントです。

良いイベントだけど日本人向けではないことを痛感

当然と言えば当然ですが、日本に興味があるマレーシアにいる人向けのイベントであって日本人向けではないことを認識しなくてはなりません。 ただ、何れにしても会場図も出さないような主催者は微妙だなぁ、、思えてしまい主催者が同じなら来年はもういいかな、という気分です。