クアラルンプールでのバスの乗り方。Touch n go ではどう乗るのか?
電車が増えてきたとはいえ、車がない場合には何だかんだで便利なバス。Touch n go での乗り方・降り方、現金の場合にはどうするなど、ちょっと特殊で失敗したためつまずきそうなポイントを紹介したいと思います。
目次
クアラルンプールに到着して家が決まるまでの間、10日ほどバスを使わないと不便なエリアに住んでいました。今でも Digital Mall や Poslaju(郵便局)に行くときなど、バスではないと不便なところに行くときには使いますが、基本的には MRT を使うことがほとんどです。
一般的にバスはどこの国でも安く、乗りやすい、降りやすいということで海外だとバス移動は好んで利用してきました。ただ、クアラルンプールのバスはいまいちよく仕組みが分からない。ネットで調べてもちゃんとまとまっていない印象です。そのため、一通りつまづいたポイントをまとめておこうと思います。
なお、どのバスも時間通りに発車しない、来ない、到着しないのは当たり前なので時間通りに行動したいときには向いていないので気をつけましょう。
市内のバスには有料と無料がある
まず、クアラルンプールの中心部には無料のバスと有料のバスの2種類が存在します。
GOKL
Bukit Bingtang や KLCC、KLSentral など中心部を回っているバスです。4色4路線あり、10分に1本(ピーク時5分に1本)と、かなりの頻度で走っています。ただ、渋滞に巻き込まれることもしばしば。そのため、15分待っても来ないことも当然のようにあります。
PJ City Bus
クアラルンプールの少し西側にある Slangor の Petaling Jaya のバスも無料です。PJ からはじまるバスです。緑色の車体が特徴的ですが、RapidKLにも緑色のバスがあるため、PJからはじまることを確認しましょう。 中心部からは離れていますが、One Utama や IKEA、キッザニア、The Curve など、クアラルンプールのちょっと西側の大型施設に行く時には使えるかもしれません。
路線については公式のフライヤーがありますが、さっぱり分からないので Moovit! アプリでチェックすると地図と合わせてチェックすることができるのでおすすめです。
慣れない間は特にお世話になる乗り換えアプリ。日本であればGoogleマップで車も電車も全部問題ありませんが、クアラルンプールでは Google マップが MRT を考慮してくれません。その対処法を紹介します。
RapidKL
これが一般的な市バスです。有料です。料金は 1RM〜3RM です。
バスの乗り方
バスが来たら手を上げて乗ることをアピールしましょう。バスには前から乗ります。どのバスでも共通です。
バス停はベンチと屋根があるようなまともなものからただの道端で看板だけがあるパターンとまちまちです。ちょっとぐらいバス停からずれていても手をあげれば止まってもらえるのでそこまで神経質にならなくても大丈夫です。
始発の場合、バスターミナルで待ちますが、出発ぎりぎりまで乗せてくれないことがほとんどです。運転手が乗り込んでエンジンをかけたらすぐに出発するため動きには注意しましょう。電光掲示板があるターミナルもありますが残念ながら適当です。まったくあてになりません。
無料バスの場合
バスが止まったらそのまま乗るだけです。
有料バスの場合
現金または Touch n go で乗車時に支払います。
現金の場合
降りるバス停を告げると金額を教えてもらえます。支払ったのち、切符が発行されるので待ちましょう。降りる時に使用するわけではないのであくまでも支払ったことの証明の意味しかありません。
Touch n go の場合
乗車口にある読み取り機にかざします。このとき、RM3 が無条件で差し引かれます。
バスの降り方
バスを降りるときはボタンを押して降ります。アナウンスはないのでマップアプリで GPS の動きを見ておく、周りの景色をよくみておく必要があります。なお、ボタンを押しても無視されることがあります。少し早めに立ち上がるなど、降りる気配を見せましょう。早めに立ち上がりすぎるとバス停の前(バス停でもなんでもないところ)で止まってしまうことがあります。
無料バスと有料バスで現金支払の場合
後ろのドアからそのまま降ります。前の方にいると前から降ろしてくれることもあります。
有料バスで Touch n go の場合
後ろのドア付近にある読み取り機に Touch n go をかざすと、距離に応じて返金されます。
また、周回バスの場合、起点となる場所で強制的に降ろされます。そのため、起点をはさんで移動する場合には二重に料金がかかること、降ろされた場所で5-15分程度待たなくてはならないことに注意が必要です。
まとめ:Touch n go では降りる時にもタッチ!
一番気をつけるべきは Touch n go では降りる時にもタッチするというところです。私はこれに気づかず、ずっと RM3 を払い続けてしまいました。分かってしまえば大したことのないルールですが、国によって微妙に違うので悩ましいですね。
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