クアラルンプールでコンドミニアムを借りてみて驚いた7つのこと
クアラルンプールでコンドミニアムを借りてみて驚いたことがいくつかあったので紹介したいと思います。
目次
海外で長期滞在するための家を借りたのはクアラルンプールが初めてでした。もちろん、日本のようにはいかないだろうとは思っていましたが、色々と調べていても全然知らなかったことがたくさんあります。
今回クアラルンプールに家を借りてみて驚いたことがいくつかあったので紹介したいと思います。
直前までわからないことが多すぎる
英語は問題ないものの、この国には不動産賃貸の標準契約書のようなものもなく、個々人で契約書を用意しなければならないなど、それなりにハードルが高いため、エージェントに仲介を依頼してコンドミニアムを借りることにしました。
ホテル住まいであったため、比較的直近の日程で申し込みを行ったものの、入居希望日の1週間前に諸費用は振り込んだものの最終的な連絡がまったく来ない。。数日前になっても連絡が来ないのでこちらから何度か連絡を試みてやっと連絡がとれたのがまさかの前日。正直ありえないなという感じでした。
次回借りるときはスケジュール感の確認を先に行っておこうと心に誓いました。
ちなみに、連絡等が適当であること以外は満足しているのでエージェントを使うこと自体はおすすめです。
新築だと設備の一部ができていない
比較的新築の物件を借りたのですが、設備の一部がまだできていない状況です。リノベーションかと思っていたらそもそもまだ作っているとのことで驚きました。
歩道がない(不十分)
車での移動が前提になっているため、コンドミニアムから外に出るときも駐車場を通ったり、車道の脇を通ったりと何かとヒヤヒヤさせられるところを歩かされます。MRT 直結の物件だったので歩く人も多いはずなのに整備はかなり不十分です。
深夜&休日にも工事が行われる
工事をするなら平日日中というイメージがあったため、内見を平日昼間にしたものの、実際には工事は深夜や休日にも行われていました。比較的静かであるため安眠妨害というレベルではないですが工事中の物件の場合、いつ工事が行われるか確認した方が良いかもしれません。
ちなみに、おそらく上の階が絶賛リノベーション中であるのか、ものすごいうるさいです。こればかりはどうしようもないので早く終わることを祈るしかありません。
洗濯機の排水処理が適当
日本だとホースの差し込み口等がありますが、このコンドミニアムではタイルの一部を外すことができて、そこにホースを挿すだけの仕組みでした。排水時にはホースも動きますし、そもそも排水トラップがしっかりと働かない環境ではものすごく臭い!
メンディングテープで目張りしていまは快適ですが、細部の適当さに驚きました。ちなみに、はじめはパテ(乾かない粘土のようなもの。日本だと隙間を埋める用にホームセンターで売っている)で埋めようとしましたが Mr.DIY や DAISO などのこちらのホームセンター的なところでは見つけられませんでした。
コバエがなぜか出る
外食中心で家ではほぼ料理をせず、ゴミは毎日捨てているのになぜか1日1回はコバエを見かけます。かなりの高層階ですが、関係ないようです。ちなみに、虫類は今のところコバエだけでアリやゴキブリはまったく出てきていません。
宅配物をロビーまで取りに行く
これが地味に一番驚きました。考えもしなかった。コンドミニアムによるかと思いますが、宅配等が届いた場合にはフロントから内線がかかってきて、下まで取りに行きます。大型家具のときだけは搬入用エレベーターで一緒に上まであがってきてくれましたが、それ以外はどんなに多かろうと自分で部屋まで持って行く必要があります。これが一般的かは分かりませんが、確認しておいた方が良いかもしれません。
他方、この仕組みはセキュリティ的にはかなり良い点だとも思っています。日中、男性がいない家などの場合は逆に安心かもしれません。
驚きはあったもののコストパフォーマンスは最高!
文句が多いようにも見えますが、値段を考えると大満足です。特にジムが充実しているため、部屋からエレベーターで通えるジムが無料で使えるのは最高です。東京で考えると、感覚的には住居費が日本の1/3から1/4程度であるような印象です。買うメリットが考えられないぐらい借りるメリットが大きく、長期滞在者には嬉しい限りです。
この記事をシェアする
Twitter
Facebook
Pocket
はてな