マレーシアのSIMがあるならASEANへの旅行は国際ローミングがおすすめ。日本への一時帰国にも。
海外に行く時には現地のSIMを購入するのが当たり前の行動になっていましたが、マレーシアは通信費が安く、国際ローミングでもかなりお得な料金プランが用意されています。国際ローミングは割高というイメージが払拭されました。マレーシアのSIMを持っている人は国際ローミングの利用を検討すると良いかと思います。
日本のSIMを海外で使用しようとした場合、1日3,000円近くかかるため、国際ローミングにはものすごく悪いイメージがありました。
しかしながら、マレーシアの場合、事情は多少異なっているようです。少なくともASEAN諸国や中国・香港・台湾あたりにいくようであれば、滞在日数が数日であれば現地でSIMを買わずに国際ローミングを利用するのも選択肢としてはありだと思います。プリペイドプランでも問題なく利用できます。
多くの国で1日RM10から最大でもRM38と、数百円から千円程度でわざわざSIMを買うことなくマレーシアの番号のままで利用可能です。
基本的にはどの国でもSIMを買う派ですが、数日程度の滞在の場合には国際ローミングを使用するようになりました。私の使用している Maxis(Hotlink)を例に紹介したいと思います。
Maxis(Hotlink)の場合
一番のおすすめはSocial Pass のプランです。1日でRM10、3日でRM20という安さで Facebook/Twitter/WhatsApp が使い放題+1日の場合50MB、3日の場合200MBのデータ通信が利用可能です。
多くの場所でWi-Fiが使用できることを考えると、Google Mapのオフラインマップをダウンロードしておけば、十分にまかなえるレベルです。WhatsApp があれば通話を含め、同行者とも連絡が取り合えます。また、データが足りなくなった場合でも、RM5で50MBが追加可能です。細かく補充できるのはありがたいですね。
より多くのデータを使用した場合には、1日あたり500MBをRM38で使用可能です。
適用方法
まず、こちらのページ から行きたい国を選択し、接続すべきキャリアを特定します。
現地に到着後、手動でこのキャリアに設定し、電話アプリから”*100#”の番号に通話すると操作画面に移ります。
”International Roaming”から国を選択し、”Buy Social Pass”または”Data Roam Pass”を選択します。Replyを押すと文字入力できるため、数字を入力し、Returnで操作を進めます。
手続が完了してもネットが見られない場合には、データローミングがオンになっているかを確認しましょう。それでも繋がらない場合には、手動でAPNを入力する必要がある可能性があります。接続したいキャリア+APN(例:HKCSL apn)などで検索すると情報が出てきます。空港等では確実にフリーWi-Fiがあるため、念のためそのような場所ですべて作業を行うと安心です。
他のキャリアも同じようなプランが大体ある
Celcom(XPAX)や Digi でも同じように SNS+50MB のプランが用意されていました。金額もほぼ同じようなレベルですが、使用できる国の数はキャリアによってまちまちのようでした。Maxis以外のキャリアを使用している人もそれぞれのキャリアを調べてみると良さそうです。
Digiは日本一時帰国時にも使えそう
DigiのRM5プランは日本(Docomo)も対象になっています。最低限の利用で良ければRM5で、それなりに利用したければ3日のRM25プランというのはかなりお得だと思います。
日本の旅行者用SIMは安いものでも2,500円程度するため、1週間程度の帰国であればマレーシアSIMのローミングの方がお得です。
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